咬み合わせの異常は、姿勢の悪さ、腰痛、肩こりなど、全身の健康に多大な影響を与えます。 お子様の場合は正常な成長や発育を阻害したり、女性の場合は劣等感となり心理的にも悪い影響を与えます。
治療は咬み合わせのズレを調整して、筋肉や顎関節の調和を取り戻します。
日本顎咬合学会咬み合わせ認定医の資格を持った院長が、生活習慣指導も含めて治療にあたります。
咬み合わせのことで気になる点がございましたら、お気軽にご相談ください。
寝ている間に歯をギリギリとすり合わせたり、カチカチと鳴らしたり、グググっと強く咬み合わせるのが歯軋りです。 会話をするとき、ものを食べるとき、力を入れるとき無意識に食いしばったり、寝ている間に歯ぎしりをしたり、人は様々な場面で顎を動かしています。 歯ぎしりは歯へのダメージが大きく、歯に力が加わるたびに切端から摩耗していき、少しずつ削れていってしまいます。次第にエナメル質がなくなり、歯が脆くなることで、大きな力が加わった時に割れてしまうこともあります。また、歯ぎしりが原因で「頭痛」「肩こり」「顎の痛み」「顎関節症」等、身体にも悪い影響を及ぼすことがあります。歯軋りがひどいときには、歯根破折と言って歯が割れてしまうことがあり、最悪の場合、歯を抜かなくてはならなくなります。
マウスピースは夜寝るときに装着することにより、歯への負担を軽減することができ、食いしばりによる筋肉の緊張を緩和する効果があります。
当院では、咬み合わせ認定医の院長が治療を行っております。
歯ぎしりでお悩みの方は、ぜひ一度相談にいらしてください。
このような症状がある方は顎関節症の可能性があります。
「新編 顎関節症改訂版」(日本顎関節学会編、2018)の調査結果では、男性の約15%、女性の約25%が顎関節症を患っている結果となり、顎関節症は身近な病気でもあります。
医療者の指導の下で行う開口訓練では、口元のストレッチをおこないます。
主に睡眠中のブラキシズム(歯ぎしり、食いしばり)が顎関節症の原因になっている場合におこないます。
就寝時に歯全体を覆うスプリント(マウスピース)を装着し、歯ぎしりや食いしばりにより咀嚼筋、歯ぐき、歯への影響を和らげます。
咀嚼筋に出力の低いレーザーを当てることで深い部分を温めて血液を改善させ、痛みを和らげる方法です。
「口が開けにくく食事がとりにくい」なそ生活に支障をきたすほどの症状であっても外科的な治療を行うことはまれです。
痛みをコントロールしながら、医師の指導の下で口を開ける訓練(開口訓練)やスプリント(マウスピース)を装着し、顎関節の機能を取り戻すことが大切です。
普段の上下の歯はかみ合わずに上下の歯の間が空いている状態です。
集中したり強いストレスが加わるときに、上下の歯をくっついたままになることがあります。
TCH(歯の持続的接触癖)は、ブラキシズム(歯ぎしり・食いしばり)の一種であり、顎関節症の原因になると考えられています。
さらに近年では起きているときに「弱い力で持続すること」も顎関節症に関与しているとも言われています。
少しでも気になる方はお気軽にお問い合わせください。